かつてこの国が壊滅的な戦争の惨禍を受け、すべての国民が希望と目標を失っていたころ、
遠く異国から来たラ・サール修道会のブラザーの方々の献身的な活動と、
「Family Spirit」の理念の下、私たちは充実した、質の高い教育を受けることができました。
また、日本のラ・サール学園が生まれるに際して、アメリカ、カナダの多くの人が、
見ず知らずの極東の子供たちのために、1ドルずつ寄付をしていただいたと聞いています。
私たち同窓生は多くの人々の善意と厚意に感謝し、誇れる学び舎を巣立った者の使命として
「ラ・サール同窓会育英基金」を東京ラ・サール同窓会（当時）の総会において設立しました。
そして、基金運営の透明性を一層高めるために2009年4月にNPO法人として生まれ変わりました。